育児関連

4~7カ月までの成長過程

4~7カ月の成長過程

4~7カ月の成長過程です。

ここの期間では、うつぶせができるようになったり、お座りができるようになったりします。

また、早い子では離乳食が始まる子もいます。

4カ月

首がすわり縦抱っこやおんぶが可能になります。

うつぶせ姿勢が安定します。

視界が広がり周りのものへの関心が増します。

おめめ

目は首がすわると自由に動かせるので視界が一気に広がります。

しっかり首を左右に動かし180°まで追って見るようになります。

おくち、おみみ

口は「あ~」「う~」など喉奥から出していたクーイングから「ぶ~」「ばばば」など唇を使った発音ができるようになります。

耳は気になる音が聞こえてくるとその方向に顔を向けて見るようになります。

これは、聴覚と視覚の2つの感覚が連携されるようになってきた証拠です。

おてて、あし

手はてのひら全体でわしづかみにして振ったり口に運んでなめたりします。

口に運んではダメなものは赤ちゃんの近くに置かないようにしましょう。

うれしいことや気に入らないことがあったときに足をバタバタさせます。

睡眠

昼にしっかり起き、夜にきっちり寝る子が増えます。

1日の睡眠時間は昼寝も含めて12~15時間くらいになります。

起きている時に外に出て筆耕を浴びながら散歩するとほどよく疲れて夜はぐっすり寝てくれます。

排泄

授乳間隔があいてくると、おむつ交換の間隔もあいてきがちです。

濡れたおむつを長時間つけたままだとおむつかぶれやあせもの原因になってしまうので、こまめにおむつ交換して予防しましょう。

授乳

授乳間隔は3~4時間あくようになります。

泣いていても授乳がほしいわけではなくただ甘えたい可能性もあります。

自分なりのあやし方法を見つけましょう。

5カ月

手足の力がさらに強くなり自分の力でごろんと寝返りができるようになります。

離乳食をスタートする子もいます。

おはな

鼻は敏感で離乳食をはじめても微妙な風味の違いで受け付けないことがあります。

個人差があるので食べられるものからゆっくりスタートしましょう。

おみみ、おくち

好奇心旺盛な赤ちゃんは聞こえてくる音に興味を示します。

パパやママが話しかけると声をよく聞き、声を返すようになります。

口はよだれが増えたり、大人が食べている様子を見て口をモグモグさせていたら、離乳食を始めて大丈夫でしょう。

始めは1日1回1さじから始めます。

嫌がったら1度やめて様子を見ましょう。

おてて、あし

仰向けで寝ている時やおむつ交換の時に足を持って遊ぶ様子が見られるようになります。

持った足が横に倒れたり、腰をひねっているうちに寝返りが成功する子がいます。

うつぶせで自分の上体を支えられるようになり手の力がついてくると、おもちゃを握るとなかなか離さなかったりします。

睡眠

朝、昼に1回昼寝をしますが、夜にまとめて寝る時間が増えてきて夜中の授乳回数が減ってきます。

夜中の授乳回数が減ると、ママのおっぱいが張って眠れないことがあります。

排泄

母乳やミルクだけ飲んでいた赤ちゃんが、離乳食を始めると便の様子が変わってくる頃です。

この時期に便秘や下痢になる子が多いです。

授乳・離乳食

離乳食の始めは1日1回1さじから始めます。

スプーンや味に慣れてもらうのが目的、栄養の中心は母乳やミルクです。

離乳食後は母乳やミルクを欲しがるだけ飲ませてあげてください。

6カ月

生後半年になりほとんどの子が左右どちらにも寝返ることができるようになります。

支えてあげるとおすわりができます。

記憶力がついてきて人見知りする子もでてきます。

おめめ、おはな

うつぶせで目の前のボールを転がしたり、おもちゃで遊ぶと目で追って手を伸ばします。

目から入った情報を手に伝えて動かす「目と手の協調運動」が上手になってきます。

ガーゼやタオル、ぬいぐるみなどを持たせると安心するお気に入りができる頃です。

パパ、ママは赤ちゃんのお気に入りを見つけてあげてください。

好きなにおいでも安心することがあります。

おくち、おみみ

興味があるものを口に入れることは続きます。

動けるようになった分、口に入れる危険なものはそばに置かないように注意しましょう。

歯が生える時期は個人差がありますが、そろそろ前歯が生え始めます。

聴覚はさらに発達します。

お気に入りの音楽が流れるとうれしそうに身体を動かすことがあります。

足腰を上手にひねって左右どちらでも寝返りができるようになります。

うつぶせのまま腕と足を使ってはいはいの手前の「ずりばい」をする子もいます。

行動範囲が広くなり目が離せなくなります。

睡眠

夜まとめて寝るようになってきます。

お昼寝の時間もだいたい決まってくるので、離乳食の時間も同じ時間帯にすることで生活リズムが整えられます。

排泄

離乳食が始まると、上手に消化できないものが便として出てくることがあります。

何が出てきたか確認して、次はもっとつぶして食べさせるなど調理法を見直すきっかけにしてください。

授乳

1日1回の離乳食になれてきたら1日2回食ステップアップします。

母乳栄養児で離乳食がアレルギーなどで進まない子や小食の子には鉄分補強のためフォローアップミルク等をおすすめします。

7カ月

腹這いからおすわりへと変化すると視界が上下左右大きく広がりもっと動きたい意欲がわいてきます。

おめめ、おはな

おすわりができるようになり目線が高くなり見える範囲が広がり赤ちゃんが興味を持つものが増えます。

姿勢と視界の変化により意欲や興味関心が高まります。

嗅覚は胎児期から発達してきて、経験を重ねることで香りをインプットします。

食べ物や動物、植物などたくさんのにおいに触れることができる機会を増やしてあげてください。

おくち、おみみ

下の2本の前歯が生える子が増えてきます。

歯磨きが苦手な子はふくむだけでも大丈夫です。

言葉は「んまんま」「ぱぱぱ」などの声を発して遊ぶこともあります。

名前を呼ばれると「何?」と振り返ることができるようになります。

おてて、あし・こし

「わしづかみ」から親指と4本指をつかった「つまむ」動きへと進化します。

うつぶせになり床を足で蹴ってずりばいして動く子もいます。

睡眠

生活リズムがつき夜に寝るようになります。

なかなか寝つけなかったり夜泣きする子もいて苦労するケースもあります。

夜泣きにいい漢方やサプリメントもあるので小児科に相談してみるのもいいかもしれません。

排泄

発達につれて赤ちゃんのおしっこの量が増えます。

おむつの中にベタベタ感が残るようになるなら吸水していない証拠になりサイズアップの目安になります。

むれたままだあとおむつかぶれやあせもの原因になります。

授乳・離乳食

スープや10倍がゆを飲み込めるようになったら離乳食は次の段階に進みます。

粒がある離乳食を舌と上顎に押し付けてつぶしながらモグモグ食べます。

授乳は引き続きます。

まとめ

4~7カ月までの成長過程をまとめてみました。

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今回はこの辺でオシポフ(@oshipovlog)でした。